サーフボードのヒビを自分でリペアする方法
リペアキットを使って、サーフボードのヒビを自分でリペアする方法を紹介します。
サーフボードは割れ物なので、すぐにヒビが入ってしまいます。
しかも、サーフショップやスポーツ用品店で修理を依頼すると、1か所で1000円ぐらいかかります。
初心者の頃は、サーフボードをぶつけることも多いので、その都度ヒビのリペアを依頼していたらお金がすごくかかります。
そこで、リペアキットを使って、自分でサーフボードのヒビをリペアしてみましょう。
今回紹介するヒビのリペア方法は、最低でも6時間はヒビのリペアに時間がかかります。
もっと簡単にヒビをリペアしたい人は、アルミテープを貼るだけのリペアを検討しましょう。
アルミテープでリペアする方法なら、ヒビにテープを貼るだけなので3分でリペアが完了します。
ただし、テープを貼る場合は完全に防水できるわけではないので、ヒビを確実にリペアするならリペアキットで修理するのがオススメですよ。
では、リペアキットでヒビを修理する方法を説明していきます。
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リペアキットを用意する
まずは、サーフボードのリペアキットを用意します。
中身は、こんな感じです。
リペアキットの種類によって、多少の違いはあると思いますが、おおまかには一緒です。
クロス・・・修理部分の骨組みを作る
レジン・・・サーフボードの外枠のプラスティック樹脂
パーメック・・・硬化剤
マスキングテープ・・・他の部分の保護用
アセトン・・・除光液、無駄についたレジンを取るやつ
昔はサーフショップなどにしか置いてなくて、買うのに苦労をしましたが、今はAmazonで簡単に買えます。
例えば、こんなのとか。
※もっと安くて良い物があるかもしれないので、よく探してみてくださいね。
3000円ぐらいあれば買えます。
自分でヒビを4か所リペアすれば、元が取れる計算ですね。
ちなみに、リペアする大きさにもよりますが、小さなヒビを治すだけなら10か所は余裕でリペアできると思います。
私は以前、サーフボードの真ん中のフィンが根元からもげて、取れてしまったのを、家に帰ってリペアキットを全部使ってなおしたことがあります。(フィンがボードと一体型のタイプ)
そのサーフボードで、数年は楽しくサーフィンできていたので、リペアキットは初心者にとって、お財布の面からも、とても心強いと思います。
実際にヒビをリペアしてみよう
では、実際にヒビをリペアしてみましょう。
1.ヒビの傷口を乾かす
まずは、ヒビの傷口を完全に乾かします。
しばらく放置しておいてもいいですが、時間がなければドライヤーで乾かすのもよいかも。
2.ヒビの傷口を削る
ヒビの傷口が完全に乾いたら、サンドペーパーで傷口周辺を削りましょう。
あまり深く削ると後からのリペアが大変になるので、ほどほどに。
3.ヒビにテープを張る
レジンが傷口以外に付くのを防止するために、ヒビの周囲にマスキングテープを張りましょう。
4.クロスをカットしておく
傷口を充分に隠せるぐらいの大きさに、クロスをハサミで切っておきましょう。
5.ヒビにレジンを塗る(下塗り)
紙コップに、今回の修理で必要になりそうな量だけレジンを入れます。
次に、パーメック(硬化剤)を少し入れ、レジンの硬化を開始させます。
ここで、あまりに多くのパーメックを入れると・・・
こうなります(笑)
こうならないように、パーメックは少しずつ入れましょう。
適量のパーメックを入れたレジンを、ヒビの傷口に薄く塗ります。
まだ下塗りなので、薄く塗るだけでOKです。
また、レジンが下に垂れる可能性があるので、必要なら新聞紙などを敷きましょう。
ヒビにレジンを塗る(本塗り)
下塗りしたら、さきほど用意したクロスをヒビに張ります。
次に、クロスの上からレジンを塗り込みます。
今回は本塗りなので、ヒビがある程度ふさがるぐらい塗ってください。
待つ
レジンが固まるまで、6時間ほど待ちます。
余分なレジンを削る
固まったら、不要な部分のレジンをサンドペーパーで削ります。
私は不器用なのでこんなもんですが、器用なみなさんなら、もっと上手に仕上げられると思いますよ。