サーフィン初心者がいつまでたっても上達できないのは、もしかしてこれから紹介する3つの理由が原因かもしれません。
「サーフィンのセンスがないからしょうがない」そんな風にあきらめるのは、まだ早いかもしれませんよ。
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サーフボードが合っていない
サーフボードが自分に合っていないと、上達は遅くなります。
初心者にありがちなサーフボードの問題を確認しましょう。
重心が狂っている
サーフィン初心者は、パーリングしたり波に巻かれたりして、サーフボードにヒビが入ることも多いと思います。
サーフボードにヒビが入ったままサーフィンを続けると、そこから海水が入ります。
海水がサーフボードの中に入ると、サーフボードの重心が狂います。
重心が狂ったサーフボードは、パドリングしてもスピードが出ないし、バランスが安定しません。
重心が狂ったサーフボードを使っていると、上達は遅くなります。
サーフボードの重心は、下の写真のようにサーフボードを片手でもって左右が釣り合う場所です。
この重心が、あまりにもテール寄りになっていたり、ノーズよりになっている場合には重心が狂っていると考えてよいと思います。
上級者用のボードを使っている
サーフボード選びが間違えて、上級者用のサーフボードを初心者が使っていると上達が遅くなります。
初心者向けのサーフボードのサイズは、以下の通りです。
今使っているサーフボードのサイズを知りたい人は、サーフボードの裏側を見てみましょう。
サーフボードの真ん中あたりに、数字が書かれていませんか?
もし、数字が書かれていれば、それがサーフボードの寸法です。
左から「長さ×幅×厚み」の順で書かれています。
この表記はインチで書かれているので、センチに置き換えないとわかりずらいです。
インチをセンチに置き換えるには、このサイトが参考になりますよ。
サーフポイントが合っていない
サーフィンは、たくさん波に乗るのが上達の秘訣です。
基本的に、土日はどこのサーフポイントも混雑していますが、その中でもなるべく空いている場所でサーフィンするのが賢い選択です。
半径1メートル以内に何人もサーファーがいるようなポイントで練習しても、波に乗れる機会が少ないので上達は遅いと思います。
とは言え、サーフィン初心者がどのサーフポイントが自分に合っているかなんて、正直わからないですよね。
僕も、初めはわかりませんでした。
そこで今回は「静岡(静波周辺)限定」で、サーフポイントをいくつかご紹介します。
静岡でサーフィンしている人は少ないかもしれないですが、例えば真夏の湘南に通って1日に2~3本しか乗れないのに駐車料金を数千円も払うなら、静岡まで高速で行って駐車料金は無料で1日に5~6本の波に乗ったほうが、サーフィンの上達は早いと思うのですが、どうでしょうか。
別の記事で静岡でオススメのサーフポイントについて書きましたので、そちらをご覧ください。
波にウネリから乗れていない
サーフィン初心者向けの本などを見ると、サーフィンのテイクオフの練習はスープの波で行うことをすすめている場合があります。
でも、個人的にはスープの波でテイクオフの練習をするのはオススメできません。
なぜなら、スープの波はとても不安定なので、初心者がスープの波でテイクオフするのは難しいと思うからです。
テイクオフの練習をするなら、パドリングで早めからスピードをつけておいて、ウネリから乗るようにしたほうが上達は早いと思います。
スープというのは、波が崩れて白い泡になっている部分です。
ウネリというのは、波がせりあがって崩れる前の部分です。
このウネリの部分でテイクオフすると、波から大きなパワーをもらえるのでサーフボードが安定します。
ウネリからテイクオフがうまくできれば、そのあとのライディングもやりやすくなります。
ウネリから立つためには、力強いパドリングが必要です。
パドリングが苦手な人は、別の記事でくわしく解説しているので、そちらの記事をご覧ください。