横滑り講座

サーフィンのアップスのやり方・コツ・練習方法を解説!

更新日:

今回は、サーフィン初心者にむけて、アップスやり方コツについて書いていきます。

アップスができるようになると、波を横にカッ飛んでいく爽快感がわかるので、ぜひアップスをマスターしましょう。

 

アップスとパンピングで長く波に乗る

ups01

私の中では、アップスとパンピングができれば、初心者は卒業したと言ってよいと思います。

なぜなら、アップスとパンピングの2つができれば、パワーゾーンをキープしながら、長く波を横に走ることが可能だからです。

 

しかしながら、アップスはなかなか難しいテクニックです。

正確には、アップスで波を横に走り続けるのが難しいんですよね。

まずは、アップスのやり方を勉強し、長く波に乗るための方法を練習していきましょう。

 

まずは、動画でアップスのやり方のイメージをつかんでみてください。

アップスをしている時に、波側の腕をグルグル回してバランスをとっているところがポイントですよ。

 

アップスのやり方

UpAndDown01

アップスとは、波のトップに登ったり(②~③)、ボトムに下ったり(④~⑤)して、スピードを増しながら波に乗っていくテクニックです。

 

アップスは、サーフィンのテクニックの中で私が一番好きな技です。

アップスで波をカッ飛ぶ爽快感は、サーフィンの最大の醍醐味だと感じています。

 

では、そのやり方を見ていきましょう。

 

アップのやり方

UpAndDown02

波のトップに上がる時の説明をします。

上の図は、波を横から見た図だと思ってください。

アップする時のポイント

390466[4]テイクオフ後の低姿勢状態からスタート

390466_2[4]ゆっくりとヒザを伸ばしていく

390466_3[4]これから上っていく波のトップに目線を向ける

390466_4[4]進行方向に向いている胸を、ヒネって波側に胸を向けていく

390466_5[4]サーフボードのレールを波に入れて、波を上っていく

 

目線を行きたい方向に向けて、ヒザの屈伸と状態のヒネリを使って上がってください。

 

ダウンのやり方

UpAndDown03

波のボトムに下る時の説明をします。

ダウンする時のポイント

390466[4]アップで体が伸び上がった状態からスタート

390466_2[4]ヒザを曲げて低姿勢を作りながら、波に入れていたレールをフラットにしていく

390466_3[4]これから下っていく波のボトムに目線を向ける

390466_4[4]進行方向に向いている胸を、これから下るボトム側にヒネっていく

 

アップよりもダウンのほうが簡単で、降りたい方向を見て、ボードのレールを抜けば自然にダウンできます。

 

アップスのコツ

ups01

「トップに向かう時は、ボードを蹴った反動で波のトップに飛び乗るようなイメージで行うとよい」

これが、アップスのコツです。

 

また、アップスの動作を腕を回してアシストすることを意識すると、さらにアップスがやりやすくなると思います。

 

アップスの解説をしてくれている動画を紹介します。

この動画を参考にすれば、ぐんぐんスピードがつくアップスが身についてくると思いますよ。

 

アップスの練習方法

9001

 

アップスの練習方法1)スケボーで陸トレする

アップスの練習で一番効果的なのが、「スケボーで陸トレすること」です。

 

スケボーでスピードをつけるやり方と、アップスでスピードをつけるやり方は似ているので、アップスの陸トレにはスケボーが最適なんです。

ただ1つ問題なのは、スケボーでアップスの練習をする場合には、ある程度広い場所が必要なところです。

 

家の近所に公園などがあればいいのですが、スケボーの練習ができるような場所って案外少ないんですよね。

それに、スケボーの練習をするのって、恥ずかしいんですよね。

 

僕は、アップスの練習にスケボーが良いことは知っていましたが、恥ずかしかったのでスケボーの陸トレはできませんでした(汗)

 

アップスの練習方法2)上手なサーファーを観察する

9002

スケボーで陸トレするのが恥ずかしかった僕がアップスが上手になるための練習としてやっていたのが、上手なサーファーのアップスを観察することでした。

 

自分が通っているサーフポイントでアップスの上手なサーファーを見つけて、海に入る前やサーフィンが終わった後に岸からじっくりと観察するんです。

 

海に入る前に上手なサーファーのアップスを見れば、これから自分が海に入ってアップスの練習をするときの予習になります。

上手なサーファーと同じような動作でアップスをやってみることで、レベルアップのきっかけがつかめるかもしれません。

 

また、自分がサーフィンが終わった後で上手なサーファーのアップスを見れば、自分のアップスのどこが悪かったのかの復習ができます。

自分と上手なサーファーのアップスの、どこが違っているのか。

それを発見できれば、次にアップスの練習をするときの目標ができます。

 

YouTubeの動画で、プロサーファーのアップスを見るのもよいのですが、ちょっとレベルが高すぎて参考になりにくいと思います。

何より、プロサーファーがアップスしている波は、サイズが大きくて形も良いものばかりなので、あなたが乗る波とは全く違うことが多いです。

 

アップスが上手になるための一番の練習方法は、あなたが普段通っているサーフポイントでアップスが上手なサーファーを見つけて、そのサーファーのアップスをじっくりとみて予習・復習をすることです。

 

まとめ

765166[1]フェイスが張っていて先に行ける時にはアップスでスピードをつける。

765166[1]波がタルくてなかなかフェイスが張ってこない時は、パンピングでパワーゾーンをキープする。

 

というような使い分けが効果的です。

 

パンピングについては、別のページで解説しているので、そちらをご覧ください。

>>より長く波に乗り続ける方法、パンピングについて

 

アップスとパンピングで波に長く乗れるようになると、サーフィンが本当に楽しくなります。

サーフィン初心者のみなさんも、ぜひアップスにチャレンジしてみてください。

 

 

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マッシュ桜田

マッシュ桜田

サーフィン暦20年以上のショートボーダーです。年を取るにつれてサーフィンできる時間が少なくなっていますが、サーフィン大好きなので絶対に止めません!

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