旦那がサーフィンばかりする理由
サーファーの旦那が、サーフィンに行ってばかりで困る。自分のことばかりに時間を使う旦那に嫌気がさしている女性も多いと思います。妻と子供を家に置いて、サーフィンに行ってしまう旦那。
私は家事と子供の世話でこんなに忙しいのに、なぜ夫はサーフィンに行ってしまうのか。なぜそんな自分勝手なことができるのか。夫の人間性を疑いたくなるのも当然です。
ただ、私も妻と幼い子供を持つサーファー旦那です。月に1~2回程度しか行かないですが、休日に家族を置いてサーフィンに1人で行くのは、やはり気が引ける思いがあります。でも、それでも海に出掛けるには、それなりの理由があります。
自分の思いと、周囲のサーファーの意見を色々と集め、私たちサーファー旦那がサーフィンに行く理由を、奥様に向けて書いていきます。
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理由1.サーフィン=自分の一部
あなたの旦那がサーフィンに行く一番の理由。それは、あなたの旦那が「サーフィンがないと生きていけない」からだと思います。旦那さんが、自分自身の健康や精神状態なんかをキープするのに、サーフィンが必要不可欠なんだと思います。
人によって、そのレベルはさまざまだと思います。週に2~3日は海に入りたい人もいれば、月に1度でよい人もいるでしょう。
奥様からすれば「私と小さな子供を置いて、サーフィンに行って自分だけ楽しむなんて自分勝手で許せない」と思うでしょう。しかし、サーファー旦那の中には、楽しむのが一番の目的ではなくて、健全な自分を維持するためにサーフィンに行っている人も多くいます。
特に、サーフィンに行くこと意外は良い旦那。という場合、例えば家事はよく手伝ってくれるし、子供の面倒見も良い。という場合には、サーフィンが必要だからサーフィンに行っているというパターンだと思います。
理由2.ストレス解消
サーフィンをしている時は、「迫ってくる波をいかにしてうまく乗りこなすか」という一点だけに集中しています。その時の頭の中はサーフィンに夢中で、仕事のストレスなど忘れてしまいます。かなり大きなストレスを抱えている時には、それを全て忘れるのは難しいですが、ストレスを軽減できます。
私も、仕事でうつになりそうなほど精神的に追い込まれていた頃がありましたが、週末にサーフィンに行くことだけを頼りにして、なんとか乗り切ったこともあります。
サーフィン以外にもスポーツは色々とありますが、サーフィン以上にストレス解消になるスポーツは他にはないと私は思っています。
サーフィンがストレス解消になる理由については、別記事に書いたのでよければご覧ください。
理由3.自分を取り戻すため
サーフィンは、波という自然のエネルギーに対して、自分の力だけでそれを乗りこなしていくスポーツです。不安定な波の上に立ち、絶えず変化する波をとらえて乗りこなすのは、とても難しいです。サーフィン未経験の男性が、ただ「波を横に走る」という行為ができるようになるまで、海に50回は通う必要がある、というデータがあります。週に1回海に通ったとして、1年ぐらいかかります。
そんな過酷なスポーツなので、波に満足に乗れずにサーフィンを辞めてしまう人がたくさんいます。波に飲み込まれて海底深くに引きずり込まれ、長い間息が吸えなくて恐怖を感じたことも1度や2度ではないはずです。サーフボードや岩などで、手足を切ったことだって数え切れないほどあるはずです。サーフィン初心者ゆえのミスから、サーフィン上級者に怒鳴られて、そのまま海から消え去りたくなったことだってあったかもしれません。
私は、海に行ってサーフィンをすると、そんな試練を乗り越えた自分が戻ってきます。会社で上司に怒られて自信を無くしたときも、仕事でミスをして自分の能力の無さに嫌気がさしたときも、サーフィンをすると自信がわいてきます。
「オレは、まだまだやれるんだ!」って。
まとめ
サーファー旦那を持つ奥様、いかがでしたか?
今週末の朝は、サーフィンに行こうとする旦那を笑顔でお見送りしてもらえるでしょうか?
たぶん、無理ですよね(笑)
そんな、簡単な話ではないと思います。
私の妻も、私がサーフィンに行くのには基本的に反対しています。でも、私は自分からサーフィンが無くなってしまったら、健康や精神、最終的には家族にも、「逆に迷惑がかかる」と思い、サーフィンに出掛けています。
奥様には、そのことを全てわかってほしいとは思わないし、わかれるはずもないとは思います。ただ、世の中のサーファー旦那の全員が「自分が楽しみたいがためだけにサーフィンに行っている」のではない、ということが、少しでも伝わってくれたらと思います。
ちなみに、私の妻はこのブログを読んでもくれません(泣)
「パソコンで遊んでばっかりいないで、洗濯物でもたたんでよ!」と、今も言われています。
このブログを読んでくれている数人の心優しい奥様、サーファー旦那をちょびっとだけ、許してあげてください。