サーフィンがストレス解消になる理由
サーフィンには、驚くほど大きなストレス解消の効果があります。なぜ、サーフィンをするとストレスが解消するのか。その理由を考えてみました。
理由1.熱中できるから
サーフィンは、野球やサッカーのような他のスポーツとは違って、相手が人間ではありません。また、個人で行うスポーツなので、チームプレーを意識する必要もありません。なので、シンプルに来た波を乗りこなすことだけに集中できます。私はサーフィンほど、頭の中がカラッポになるほど夢中になれるスポーツを他に知りません。
ただし、他のサーファーとの波の取り合いがあれば逆にストレスにもなるし、前ノリなどの最低限のルールは守る必要はあります。
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理由2.海という存在
サーフィンをしなくても、海に行くだけでその大きさに圧倒され、自分の抱えている悩みなど小さなものに感じてしまいます。また、サーフボードで沖に出ると、波のやわらかい感触や、潮風に当たる感覚も味わえます。見渡す限り水平線が広がっていて、広大な自然を感じることもできます。
理由3.お手本となるサーファーが近くにいるから
波が良い日に海に行けば、上手なサーファーが必ずいます。海に出てサーフィンをすると、その上手なサーファーが波に乗る姿を間近で見られます。そんなカッコイイ姿を見ていると「いつかオレも、あんなふうに波に乗ってみたい!」と、やる気がわいてきます。
そんな環境の中でサーフィンするから、時間が経つのも忘れて上手くなりたい一心でサーフィンに夢中になります。
まとめ
サーフィンがストレス解消になる一番の理由は、「サーフィンに熱中することで、嫌なことを全て忘れることができるから」だと思います。
頭を空っぽにしてサーフィンに熱中することがストレス解消になるということは、科学的にも実証されています。
サーフィンによるセラピーの普及
まずは、この引用記事をご覧ください。
サーフィンによるセラピーは世界中で普及していて、イギリスやアメリカでは、元兵士の心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療に使われている。精神科医で、メンタルヘルスの問題に取り組むNPO「ビヨンド・ブルー」の役員を務めるマイケル・ベイジェント教授も、サーフィンは心の病を抱える患者たちの回復に役立つと考える一人だ。
「リラックスして何かを楽しんだり、アクティブな活動を心待ちするのは、心の病の回復に大変効果があります。運動が、軽度から中度のうつ病に効果があることも、研究からわかっています」と、自身もサーファーであるベイジェント教授は述べた。
また、サーフィンの魅力も一役買っている、とベイジェント教授は説明した。
「サーフィンは集中力とエネルギーを必要とします。それにとても楽しいスポーツなので、あっという間に夢中になって、他のことを忘れさせてくれます。サーフィンに夢中になっている間、メンタルヘルスの問題を忘れられます。それが、回復に役立つ可能性があります」
海外では、うつ病などの精神病の治療に、サーフィンが行われることもあるんですね。驚きです。精神病を患っている人が、サーフィンをしたことで病気の回復傾向が見られたということは、大発見です。
当然、ストレス解消になるということは、うつ病などの予防にも役立つということですよね。サーフィンをすると、腕や背筋なども鍛えられるし、さらに心のケアもできるとなれば、一石二鳥ですね。
詳しい内容が知りたい人は、以下のページをご覧ください。