サーフィンDVDレビュー、天国で君に逢えたら
予告動画
公開日 | 2007年 |
興行収入 | 17億円 |
上映時間 | 118分 |
Amazonの口コミの平均点 | 3.7点(口コミ総数 18件) |
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みんなの評価
「Life天国で君に逢えたら」に関するAmazonでの口コミの中で、私が気になった口コミを要約・抜粋して紹介します。
口コミ 1つ目
評価:★★★★★ 5点満点中 5点
日付:2011/08/31タイトル:爽やかに感動するいい映画です
実在したプロウインドサーファー飯島夏樹氏の自伝的映画です。
実際のお話からちょっと脚色しているところもありますが、これは2時間という映画の枠に収めることを考えると仕方ないと思います。特筆すべきは、大沢たかおさんがだんだんと本物の夏樹に見えてくるくらい、冴えた演技をされている点です。
また、多くの方がご指摘のとおり、真矢みきさんの存在が、作品に厚みを出しているのではないでしょうか。
マイナス評価される方の多くは、伊東美咲さんの演技がお気に召さなかったようですが、私は大変好印象を持ちました(決して伊東さんのファンではありません)。
確かに小手先の演技力という意味では少々物足りないのかもしれませんが、伊東さんのスケールの大きい演技も、本作では魅力的に感じます。
とくに主役の大沢さんが演技派なので、妻役の伊東さんにはこれくらい鷹揚にやってもらった方が、全体のバランスが取れていると感じました。
全体的に爽やかで,かつ感動的な名作だと思います。
口コミ 2つ目
評価:★★★★★ 5点満点中 5点
日付:2013/03/08タイトル:ウインドサーファーには、見落とせない。
ウインドサーフィンに熱中している時には、飯島夏樹さんを追いかけてウインドの技量を盗んで自分を磨いていたが、懐かしく思い出す良い映画です。。
口コミ 3つ目
評価:★★☆☆☆ 5点満点中 2点
日付:2009/08/14タイトル:映画としては失敗作
正直がっかりした内容だった。
伊東美咲の演技はかなりの低空飛行。
その他のキャストもなんだかかみあってない。まとまりがなく、演出も使い古された手法ばかり。
特に末期がんの大沢たかおが、伊東美咲が追いつけないようなスピードで元気に走り出したのには、目が点になった。ただ、飯島夏樹氏が題材に取り上げられたことに満足する人からみれば、本作品は十分素晴しいと感じられるのではないかと思う。
しかし、純粋に映画作品として批評するなら、残念ながらこれは失敗作。
ドキュメンタリーや、飯島氏のエッセイが出来が良いので余計にあらが目立った内容になってしまった。よって★2つが限界。
私の感想(ネタバレあり)
サーフィンのやる気がアップした? | ★★☆☆☆ |
サーフィン映像の美しさは? | ★★☆☆☆ |
見た後に残る感動は? | ★★★★★ |
観ている途中で気が滅入る? | ★★☆☆☆ |
恋愛でドキドキしちゃった? | ★★★☆☆ |
まず初めに、主人公が若くして癌をわずらい、妻と子供を置いて亡くなってしまうという、衝撃の実話を元に作られた映画ですが、観ている途中で気が滅入るということは、あまりなかったです。
私の場合、それよりも観終わった後の感動の方が大きかったので、ちょっと見るのが苦痛だと思えている人にも、オススメです。
この映画の主人公「飯島直樹」さんは、実在したプロウィンドサーファーです。
日本のトップウィンドサーファーになり、その後世界を舞台に活躍。
日本人として唯一、8年連続でワールドカップに出場した偉大な選手でした。
35歳の時、体調が悪くなったことをきっかけに病院の検査を受けたところ、肝細胞ガンと診断されました。
その後、2度の大手術や抗がん剤治療を行いましたが、3年後の38歳の時、亡くなりました。
妻は、飯島寛子さん。
子供は、4人います。
奥さんと小さな子供を残して、夫は先立ってしまいました。
かわいそう。
私はそう思ってしまいました。
でも実際には、残された妻と子供は、元気に明るく過ごしているみたい。
2015年3月1日、飯島直樹さんの召天10周年の記念会の時の写真です。
写真中央、妻の飯島寛子さん。年齢49歳。
写真左、長女のこなつさん。年齢21歳。
写真右、末っ子のたまきくん。年齢14歳。
みなさん、ハワイに住んでいます。
本当に、幸せそうな笑顔で、ひと目で良い家族であることが感じられます。
また、妻の寛子さんが日々の出来事を書かれているブログは、同じような境遇の人達に勇気や元気を与えているようです。
この映画がきっかけで波乗りをはじめて、現在は闘病生活をしているという女性が、寛子さんのブログに次のようにコメントしていました。
こんばんわ
こちらには久しぶりに投稿をします。飯島夏樹さんの映画を観て海に浮かびたい!と思ったあの日から...ずっと頑張って湘南の海で波乗りを続けて来ました。
以前にも少し触れましたが、沖に出て波待ちをしているとき、風を感じます。もう少し波を高くしてほしいんです...と空に向かって呟くと必ず波が高くなります。
その時、夏樹さんが天国から波を高くしてくださったんだろうと思う瞬間を感じます。
いつも、優しい天国からの風に癒やされながら今日を迎えました。
現在私はまた手術をし、闘病生活中なのですが。実はお恥ずかしい限りですが、こんな夜中に、闘病生活に疲れてしまい、夜中に大声で叫びたくなっていました。
なかなか回復できないため、焦りを感じながら、心が折れました。そういう時は必ず、寛子さんのブログを読むようにしています。
ハワイの風を感じ心を元気にしたいからです。
またいつか...元気になって波に乗りたいと思います。夏樹さん、寛子さん、そしてお子さん達...あたた方がいらしてくださったから、今日の私が居ます。
いつかまた、回復したら、海に出たいです。
こちらに来て素敵な風景を観て心が元気になりました。
ありがとうございました。
亡くなってから10年以上経つ今でも、みんなに元気と勇気を与えていることは、素晴らしいと思いました。
寛子さんのブログは、こちらです。