ドジ井坂のサーフィン修理工場
今回は、室内でもテイクオフの練習ができる商品「ドジ井坂のサーフィン修理工場」をレビューしていきます。
サーフィン修理工場って何?
名前からすると、サーフボードの修理道具か何か?と思ってしまいますよね。
でも実際は、サーフィンのテイクオフの練習を室内で行うための、補助キットです。
袋を開けると、中には3つの商品が入っています。
1.テイクオフ練習用のシート
2.ライディングフォーム練習用のシート
3.重心確認用の重り
重心確認用の重りというのが、これです。
これをどうやって使うのかは、後ほど説明します。
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トレーニング方法
1.テイクオフトレーニングシート
このシートは、サーフィンに初めて挑戦する人でも、テイクオフの練習ができるように作られています。
シートはサーフボードに見立てられていて、実際に手をつく位置や足を置く場所が書かれています。
さらに、シートにはサーフボードに立つ手順が段階的な図で示されていて、とてもわかりやすいです。
このシートでサーフボードに立つ練習しておけば、実際に海に入ったときにも、テイクオフの感覚を早くつかめるのではないかと思いました。
ただし、テイクオフがしっかりとできる人にとっては、あまり必要のないシートだと思います。
2.バランストレーニングシート
このシートは、テイクオフがちゃんとできる人を対象として、さまざまな技をやる時の体重移動をトレーニングするシートです。
商品一式に入っていた付属品の「重り」を、下の図のように自分につけて使います。
重りのさきについているクリップを、自分のヘソあたりにつけて使います。
シートの中心に赤い丸が書いてあり、そこが基本姿勢での重心です。
そこから、色々な矢印が伸びているのですが、それぞれの矢印でボトムターンやリッピング、アップス&ダウンズなど、各技の体重移動をあらわしています。
要するに、重心確認用の重りをオヘソにつけて、シートの中心の赤丸(基本姿勢の重心)の上に重りがくるようにします。
その後で、練習したい技の矢印の方向に重りを動かしてあげれば、その技の体重移動の仕方が体験できるというわけです。
実際に使用した感想
結論から書いてしまうと、あまり役に立ちませんでした。
その理由は、しっかりと腰を据えてトレーニングすれば有用な商品だと思うのですが、長続きがしません。
テイクオフトレーニングの紙は、「手と足の位置を確認しながら、テイクオフの室内練習ができる」という程度です。
バランストレーニングの紙は、基本姿勢・ボトムターン・アップスンなどの技が出来ない人が、どんな体重移動で技をやればよいかの確認にはなります。
私は、週に1度はサーフィンできる環境にあるので、「これをやるぐらいなら、海に行った方が早い」と考えてしまいました。
しかし、月に数回しかいけないサーファーにとって、サーフィンの上達には室内トレーニングが必須。
とにかくうまく「なりたい!」そんな、どんなヒントでもストイックに吸収していく性格の人には、サーフィン上達の助けになってくれると思いました。