今回は、サーフィンが題材となっている本をレビューしていきます。
タイトルは「会社をやめてハワイでサーフィン三昧」。
何とも、インパクトの強い題名ですね。
ジャンルは、サーフィンを題材にした小説です。
実話ではありません。
また、サーフィンのHowTo本でもないです。
仕事人間として45歳まで生きてきた主人公が、リストラにあって切れてしまい、ハワイに傷心旅行に行って、サーフィンしまくる話です。
では、この本のレビューを書いていきます。
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サーフィン本レビュー、会社をやめてハワイでサーフィン三昧
発売日 | 2013年5月 |
Amazonの口コミの平均点 | 4.7点(口コミ総数 9件) |
みんなの評価
この商品に関するAmazonでの口コミの中で、私が気になった口コミを抜粋して紹介します。
口コミ 1つ目
評価:★★★★☆ 5点満点中 4点
日付:2014/12/28タイトル:良かった
良かったです!
サーファーとして共感できました!
ハワイに行きたくなりました。
口コミ 2つ目
評価:★★★★★ 5点満点中 5点
日付:2013/06/24タイトル:サラリーマンの心の声を書いた物語と言えるだろう。
日本人に有りがちな、会社の歯車から消耗品になった男の物語である。
自分が社会から必要とされなくなり全てを失ったときに、どういった行動をとったらよいのか。残りの人生をどう生きるのか。
それをこの物語は、面白おかしく書いている。読者自身が自分に置き換えて読むと良いだろう。
また、この物語は比較的サラッと書かれていて重苦しい部分がないので、空き時間に読むにはちょうど良い作品である。
口コミ 3つ目
評価:★★★★★ 5点満点中 5点
日付:2014/10/18タイトル:最高でした!
美容室の待ち時間に読み始めたのですが感動して泣いちゃって恥ずかしかったです。
描写もきれいだしサーフィン映画をみているようなかんじで読めました
私の感想
サーフィンのやる気がアップした? | ★★☆☆☆ |
サーフィン関連度は? | ★★★☆☆ |
読んだ後のすがすがしさは? | ★★★★☆ |
読んでいる途中で気が滅入る? | ★★★☆☆ |
恋愛でドキドキしちゃった? | ★☆☆☆☆ |
リストラされて家族にも見放された主人公が、ハワイでサーフィンに明け暮れる。
とても読みやすい小説です。
一気に、3時間ぐらいで読破してしまいました。
この本の中で、主人公はサーフィンをはじめます。
でも、45歳という年のせいもあってか、センスが無いことも相まって、なかなか上達しません。
だけど、主人公は決してあきらめず、果敢に波に挑戦していきます。
何度も何度もワイプアウトし、波に巻かれて洗濯機の中のような地獄を何度も味わう主人公。
それでも、サーフィンの虜になってハマっていく姿は、サーフィンに出会ったばかりの自分と重なりました。
「波を追いかけている時だけは、日常の嫌なことを全て忘れることができた」
この言葉に、共感できる人も多いのではないでしょうか。
「ソウルサーファーとは、波に乗るのではなく、波に乗せてもらうという謙虚さを持ったサーファーのことである」
ガツガツ波に乗るのも良いけど、たまにこういう謙虚さを持った人(それでいてサーフィンは上手)を海で見かけると、とても尊敬します。
サーフィンって素晴らしいよね。
それを改めて感じさせてくれる本でした。
昔はサーフィンやってたけど、家族ができて、最近は仕事ばかりでサーフィンから離れている人。
この本は、そんなあなたのために書かれた本です。
最後に、この本でちょっと残念なことがありました。
それは、誤字脱字が多かったこと。
さらに、文章が崩れている部分もありました。
それがなければ、さらに読みやすかったのに・・・。