サーフィンDVDレビュー、あの夏、一番静かな海

サーフィンDVDレビュー、あの夏、一番静かな海

予告動画

公開日	１９９１年
興行収入	不明
上映時間	１０１分
Amazonの口コミの平均点	４．６点（口コミ総数 ６６件）

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みんなの評価

「あの夏、一番静かな海」に関するAmazonでの口コミの中で、私が気になった口コミを要約・抜粋して紹介します。

 

口コミ １つ目

評価：★★★★★　５点満点中 ５点
日付：2005/11/10

タイトル：すごい。

若さゆえの無知から、日本映画＝つまらん　と思っていたときに出会ったのがこの北野映画だった。

見終わってから衝撃と感動で、しばらくリモコンの停止ボタンを押すのを忘れていた。
すごい作品だと思う。

この映画をきっかけに、日本映画の素晴らしさに気付き始めることができた。

映画好きなら必見の作品だと思う。

 

口コミ ２つ目

評価：★★★★★　５点満点中 ５点
日付：2014/12/06

タイトル：うつくしさ

じんわりくる悲しさ
じんわりくる笑い
じんわりくる嬉しさ

美しい世界観がぎゅっと詰め込まれてます。

いい映画だあ。。。

この映画が好きだからサーフィンを始めました。

 

口コミ ３つ目

評価：★☆☆☆☆　５点満点中 １点
日付：2008/10/15

タイトル：？？？？？？

…何度見ても「？？？？」と疑問符が浮かぶ作品。

ちなみに、職場の映画会でリクエストがあったので、
流したのですが、ものすごく不評でした＿|￣|○

「なんか全然解らないわねえ」
「これって主人公誰なの？」
「どこがどう面白いの？」

…と矢継ぎ早に質問攻めにあいました＿|￣|○
＞いや、私が知りたいです、と言いたかった（面白い箇所）

 

私の感想

サーフィンのやる気がアップした？	★★★☆☆
サーフィン映像の美しさは？	★★☆☆☆
見た後に残る感動は？	★★★★★
観ている途中で気が滅入る？	★★☆☆☆
恋愛でドキドキしちゃった？	★★★★★

 

私が個人的に一番好きな、サーフィン映画です。

 

この映画の主役は、耳の聞こえない男女のカップル。

ある日、彼氏はサーフィンと出会い、始めることになります。

 

サーフィンに熱中していく彼氏を、温かく見守る彼女。

 

例えば、彼氏がサーフィンに行くといつも一緒に付いて行き、砂浜に脱いで行ったズボンや服を丁寧にたたんであげたり。

新しいサーフボードを買うのを、一緒に選んであげたり。

時には、彼氏に近づいてくる他の女の子に嫉妬してみたり。

 

サーファーだったらわかると思いますが、この世の中で、こんな女の子は恐らく絶滅危惧種だと思います。

私の経験や、周囲の仲間のサーファーを見回しても、こんな女性は出会ったことがありません。

 

もし、あなたの彼女がこんな人だったら、それはすごくラッキーだと思います。

私は、この映画のヒロインの性格がとても好きなので、それだけでこの映画が大好きになってしまいました。

 

仮に、サーフィンをやっていない人でも、自分が熱中することに対して、これだけ温かく応援してくれる女性には好感が持てると思うし、感動するのではないでしょうか。

 

さらに、この映画の挿入歌もとても感動的です。

 

それもそのはず。

この映画の音楽監督は、あの有名な久石譲さん。

 

久石さんは、ジブリ作品の音楽を手掛けていることでも有名です。

例えば、「天空の城ラピュタ」や「もののけ姫」などです。

 

その音楽と映画のラストの衝撃的な展開が重なって、最後は大きな感動に包まれること請け合いです。

 

かと言って、重苦しい展開ばかりではなく、ところどころでユーモアあふれるシーンも散りばめられているため、飽きることなく一気に見れると思います。

 

青春恋愛映画が好きな人なら、サーファーであってもそうでなくても、とてもオススメの作品です。

 

女性にはオススメできない？

他の人の口コミにもありましたが、この映画は女性向けではないかもしれません。

 

この映画は、耳の聞こえない彼氏を、同じく耳の聞こえない彼女が温かく支える物語です。

サーフィンに出会い、サーフィンに熱中し、人生を前向きに歩きはじめた彼氏を全力で応援する、彼女の物語です。

 

では、逆に彼女は彼氏から、どんな愛を受けとったのか。

それが感じられる人は面白いと思いますが、そうでないと全く面白みを感じない映画になってしまうかもしれません。

 

映画に関する補足情報（ネタバレあり）

主人公、真木蔵人さんについて

主人公を演じている俳優の真木蔵人さんですが、彼は実際にサーフィンがとても上手です。

この映画の撮影当時は１８歳で、その後サーフィンのプロのライセンスを取得しています。

さらに、サーフショップも経営されています。

 

ヒロイン、大島弘子さんについて

北野武 監督にこの映画のヒロインとして大抜擢された女優さんです。

監督は、ひと目会った時、即座に映画の起用を決めたそうです。

 

しかし、その後は大きな出演作にはめぐまれなかったそうで、現在では芸能活動を引退されているそうです。

 

最後のシーンについて

ここからは、この映画のラストのネタバレの内容について書いていきます。

映画をまだ観ていない人は、見ないでください。

 

－－－－以下、ネタバレ－－－－

この映画のラストシーンでは、主人公がサーフィン中に事故に巻き込まれ、帰らぬ人になります。

その原因は、恐らくサーフィン中の落雷による感電だと思われます。

 

実際、サーフィン中に落雷によって命を落とすサーファーは存在します。

サーフィン中に自分の近くの海面に雷が落ちると、海面を伝わって感電します。

感電した結果、心肺停止や手足のしびれにより、溺死することがあります。

 

サーフィン中に天候が悪くなり、雷鳴が聞こえたときなどは、すみやかに海からあがるようにしましょう。

－－－－以上、ネタバレ－－－－