弱点克服講座

サーフィンのパドリングを圧倒的に楽にする3つの筋トレとは

更新日:

201

サーフィンする上で、筋トレはかなり重要です。

筋トレする一番の目的は、パドリングを鍛えることなのですが、筋トレすることで長時間海でサーフィンする力が得られます。

 

普段から筋トレする習慣をつけることで、サーフィンの上達速度が変わってきますよ。

筋トレと聞くと、道具を買わないとできないと思いがちですが、実は道具を使わなくてもできる筋トレも多いです。

 

今回は、パドリングを鍛えるための筋トレについてご紹介します。

目 次

 

 

筋トレでパドルを圧倒的に楽にする

1001

個人的に、パドリング力を鍛えるのに効果的な筋トレは、以下の3つだと思っています。

 

パドル力を鍛える3つの筋トレ

390466[4]胸を反る筋トレ(背筋)

390466_2[4]チューブを使った筋トレ

390466_3[4]懸垂

 

パドリングは、腕だけの力で行っているのではなく、腕~背筋に至るまで広範囲の筋力を使います。

特に「背筋」は、わたしたちが身に着けている筋力の中で最大級にパワーを秘めています。

 

例えば、成人男性20歳~40歳の握力の平均値は47キロであるのに対し、背筋の平均値は148キロもあります。

腕の力の実に3倍以上の力が、背筋にはあるんです。

 

筋トレすることでこの背筋の筋力を鍛えると、わたしたちのパドル力は圧倒的に強化されます。

 

筋トレ1.胸を反る

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胸を反る筋トレをすることで、次のような効果が期待できます。

765166[1]パドリングの姿勢に慣れることで、疲れにくい体を作る。

765166[1]持続的なパドリング力が鍛えられる。

 

長時間パドリングしても疲れにくい体を作るには、この筋トレが非常に効果的です。

サーフィン初心者でパドリングが苦手な人は、まずはこの筋トレを継続して行うことが重要です。

この筋トレを毎日、1ヶ月続ければ、間違いなくパドリングの持続力はアップします。

 

胸を反る筋トレのやり方

390466[4]床に、パドリングの時のような姿勢で横になる。

390466_2[4]おへそ周辺の1点に全体重を置くようなイメージで胸を反り、両手は後ろへ。

390466_3[4]その状態を10秒間キープする。

390466_4[4]両手を前に持っていき、脱力して胸を反らせるのを止める。

390466_5[4]「胸を反る~脱力する」を10セット行う。

 

 

筋トレ2.チューブ

1312

チューブで筋トレをすることで、次のような効果が期待できます。

765166[1]パドリングに使う筋力を効率良く鍛えられる。

765166[1]筋トレのやり方を変えることで、パドリングの持久力・瞬発力の2つを鍛えられる。

 

パドリングの持久力と瞬発力をバランスよく鍛えたい人には、チューブを使った筋トレが非常に効果的です。

自分のパドリングを全体的に強化したいと思っている人には、ピッタリな筋トレです。

継続的に、2週間ほど筋トレを続ければ、普段のパドリングが力強くなっているのに気が付くと思います。

 

筋トレに使うチューブは色々な種類がありますが、わたしの場合はパドリング用の専用チューブ「パドルアップ」という筋トレ商品を使っています。

 

チューブ筋トレのやり方

390466[4]パドルアップについている吸盤を、冷蔵庫やドアに付ける。

390466_2[4]腰を落として中腰の姿勢になり、パドリングするように腕をストロークする。

390466_3[4]交互に100回を1セットとして、全部で3セット行う。

 

 

筋トレ3.懸垂

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懸垂で筋トレすることで、次のような効果が期待できます。

765166[1]パドリングに使う筋力を短期間に強化できる。

765166[1]テイクオフのときなどに必要な、パドリングの瞬発力が鍛えられる。

 

パドルのスピードをアップして、メローな波でも楽にテイクオフできるようになりたい人には、懸垂の筋トレはとてもオススメです。

 

懸垂はとてもハードな筋トレですが、おそらくパドル力を鍛えるのに一番効果的な筋トレだと実感しています。

はじめは、懸垂が1回もできない人もいると思いますが、筋トレを続けていくと5回、10回とできる回数が増えていきます。

懸垂が10回以上できるようになるころには、あなたのパドル力は見違えるほどパワーアップしていると思いますよ。

 

ただ1つ問題なのは、懸垂の筋トレをやるには器具が必要なことです。

近所の公園に鉄棒などがあればよいのですが、そのような筋トレができる場所がない人も多いですよね。

 

もし自宅に十分なスペースがあるなら、懸垂用の器具を買って筋トレするのがよいと思います。

懸垂のやり方

390466[4]無理のない範囲で、懸垂を1~10回を1セットとして、計3セット行う。

 

 

筋トレの効果を最大限に引き出す方法

1000

みなさんは「超回復」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

この超回復という言葉は、筋トレするうえではとっても大事な言葉です。

 

超回復というのは、つまりこんなことです。

 

超回復とは

390466[4]筋トレをすると、筋肉がダメージを受けて筋力が弱くなる(筋肉痛)

390466_2[4]弱くなった筋肉を元に戻そうとする(回復)

390466_3[4]次にまた筋肉がダメージを受けても大丈夫なように、筋力をアップする(超回復)

 

つまり、筋肉痛のときには超回復が起こっているので、無理に筋トレしないほうが筋肉が強くなると言えそうですね。

ただし、超回復して強化された筋力はいつまでも強いわけではなくて、筋トレをしなければいずれは元に戻ってしまいます。

ですので、筋肉痛があるときは筋トレするのは止めてしっかりと「休養」しますが、筋肉痛が終わったらすぐに筋トレを開始するのが大切です。

 

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マッシュ桜田

マッシュ桜田

サーフィン暦20年以上のショートボーダーです。年を取るにつれてサーフィンできる時間が少なくなっていますが、サーフィン大好きなので絶対に止めません!

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