サーフィン本レビュー、8フィートの週末
発売日 | 1983年 |
Amazonの口コミの平均点 | 5.0点(口コミ総数 2件) |
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みんなの評価
「8フィートの週末」に関するAmazonでの口コミの中で、私が気になった口コミを要約・抜粋して紹介します。
口コミ 1つ目
評価:★★★★★ 5点満点中 5点
日付:2005/09/22タイトル:本気の恋をしたくなります!
20年前、18歳の時に波乗りを囓っていた男友達から何気なく借りて読んだ「8フィートの週末」。
最近波乗りを始めてまた読み返したくなり探しました。20年前とは違う感動、また読むことが出来て本当によかった…
3年前20才だった彼女夏子が、突然消えたサーファーの彼氏博昭を訪ねて、波乗り天国の南の島にトライスターでおりたつ。
たった3日間せつなくも甘い時間を過ごした二人。
彼女が彼のために持ってきた二人の離れた3年間を結びつけるおみやげは・・・!
携帯電話もパソコンもない。当然メールもできない。そんな時代だからこそ二人の再会の重さと深さを実感し、懐かしく心地よい感動に包まれます。
22才と23才の男女が妙に大人びているのが片岡義男作品らしくて、たまらなく「スタイリッシュ!」です!
口コミ 2つ目
評価:★★★★★ 5点満点中 5点
日付:2013/11/28タイトル:片岡義男貴重品
片岡義男はあまり語らない風景描写で訴えてきます。
昔すべて読みましたが、再度よもうとしたら、もう中古しかありませんでした。
こんな良い作家の本はまだ廃版は早い。
私の感想
サーフィンのやる気がアップした? | ★☆☆☆☆ |
サーフィン関連度は? | ★★★★☆ |
読んだ後のすがすがしさは? | ★★☆☆☆ |
読んでいる途中で気が滅入る? | ★★★★☆ |
恋愛でドキドキしちゃった? | ★★☆☆☆ |
私は、小説というものが苦手です。
しかし、サーフィンを題材にした小説なら、読めるかも!
と思い、タイトルが良さげだった「8フィートの週末」を読んでみました。
結論から書くと、「飽きてしまった」。
たぶん、小説が好きな人は、言葉で細かい描写が説明されて、頭の中にイメージが作られていって、その妄想を楽しむことができるのだと思います。
この小説は、色々な状況の説明の文章が非常に長く、萎えてしまいました。
例えば、「波が、海底のサンゴ礁のある浅瀬に到達すると、それまで平坦だった海面は見事に盛り上がり、芸術的なチューブを巻く形状になっていく。そしてこのウネリは、元は遥か2000キロのかなたになる・・・・」
のような。
こういう描写が、ざっくり言うと半分ぐらいあったように思います。
こういうパターンの小説は、私は本当に合っていないんだなぁ~と実感しました。
主人公の男性と、久しぶりに会いに来た女性とのラブロマンスが、この本のメインになるわけですが、そこに関しても感情移入することができず、ドキドキを感じることができませんでした。
一応、最後まで読みましたが、最後まで消化不良で、感動も少なかったです。
きっと、小説が好きな人なら、違った見方になるんだろうなぁ~。
もう少し大人になったら、読み返してみたいと思います。