サーフィンDVDレビュー、ビッグウェンズデー
予告動画
公開日 | 1979年 |
興行収入 | 不明 |
上映時間 | 119分 |
Amazonの口コミの平均点 | 4.6点(口コミ総数 48件) |
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みんなの評価
「ビッグウェンズデー」に関するAmazonでの口コミの中で、私が気になった口コミを要約・抜粋して紹介します。
口コミ 1つ目
評価:★★★★☆ 5点満点中 4点
日付:2012/01/24タイトル:青春ド真ん中!
この作品が公開されたのは、私自身が20歳の時で、青春ド真ん中でした。
同じ時期、自分もサーフィンに夢中で、何となく、自分自身に重ねてしまう感じも…
(当たり前の事ですが、波乗りのテクニックに関しては、雲泥の差が有りますが…)。
当然、VHSのテープは持っていましたが、ご時世には抗えず、今回DVDを購入しました。
(本当はブルーレイが欲しかったんですが…)
ストーリーは、サーフィンを通しての3人(マット・ジャック・リロイ)の友情物語、って趣です。
若いゆえの過ちや、時代(ベトナム戦争など…)に流されながらも、3人の、変わらぬ友情をサーフィンを通して描いています。
何回見ても、ラストの波乗りのシーンには、思わず涙が…
サーフィンのテクニックをみる映画では有りませんが、若かりしころの「ジェリーロペス」も見る事が出来ますし、今、波乗りをしている方にも、お勧めできますよ♪
口コミ 2つ目
評価:★★★★★ 5点満点中 5点
日付:2012/08/11タイトル:誰にでもおすすめ
初上映、リバイバル上映、ビデオ、DVDで何回も観ました。
学生時代はサーフィンに明け暮れていました。
社会人になり忙しくなってサーフィンから遠ざかり、結婚を機に全く行かなくなってしまった。
それから20年どうしてもまたサーフィンがやりたく、昨年50才にしてボードとウエットスーツを買って再開しました。
そのきっかけは昨年久しぶりに観たこのDVDです。
この映画はわたしにとってはかけがえの無い作品です。
口コミ 3つ目
評価:★★★☆☆ 5点満点中 3点
日付:2011/12/02タイトル:前半を耐えることが肝要
前半の乱痴気騒ぎ風の連続はしょうもなくても耐えるべし。
その下らなさが真面目な後半へ見事なレバレッジ効果をもたらしてくれる。ベトナム戦争とその反動の真っ只中に青春がぶち当たった世代のそれぞれの生き様、分かれ道を描いている。
波乗りのシーンが印象的なのは勿論ですが、一番印象的だったのはお墓でのシーン。
あそこで彼らの青春時代は終わりを告げたように感じました。悪役の印象しかないゲイリービジーがこういう青春モノをやっていたことを初めて知りました。
青春ムービー好きには必須の映画でしょう。
私の感想(ネタバレあり)
サーフィンのやる気がアップした? | ★★☆☆☆ |
サーフィン映像の美しさは? | ★★☆☆☆ |
見た後に残る感動は? | ★★★★★ |
観ている途中で気が滅入る? | ★★★★★ |
恋愛でドキドキしちゃった? | ★★☆☆☆ |
映画「ビッグウェンズデー」。
1979年に製作された映画ということで、普通なら見る気がしないのですが、周りの人間から「名作だから見たほうがよい」と言われたので、何となく見ることにしました。
映画の前半では、主人公たちはバカ騒ぎを繰り返します。酒を飲み過ぎてケンカしたり、家に30人以上を招いてパーティーをして騒ぎまくったり。
自分にも、バカ騒ぎにはある程度の身に覚えがありますが、ここまでハチャメチャだと、「え!?なにこの映画」と感じてしまいました。
「この映画、つまんないかも」そう思いながら、映画をみていると、だんだんと映画の面白さが伝わってきました。この映画は、主人公が大人になっていく姿を描いている青春映画です。心にグッとくるシーンがたくさんあるんです。
例えば、昔は最高のサーファーともてはやされていた主人公のマットが、だんだんと落ちぶれて苦悩していく姿。また別の主人公のジミーが、恋人を置いて兵役(ベトナム戦争に徴兵されたので)に出て、3年してもどってくると、恋人は別の男性と結婚していたり。友人を、戦争で亡くしたり。
家庭を持って、サーフィンから離れざるを得なくなったり。
私も、昔ほどサーフィンをやる頻度は減ったし、思い当たることはいくつもありました。たぶん、これを見た人は、色々と自分に重ねてしまうことがあると思います。とても、心に染みる映画です。
昔はよく一緒に海に入っていた友人が、結婚を機に、または子供が生まれたことを機に、就職を機に、ひっこしを機に、最近では全く入らなくなって、年をとるごとにメンバーが減っていく寂しさ。
何かの拍子に、数年ぶりにサーフィンを一緒にしたときの、言い表せないような感動。
「Keep Surfin」は、とても難しいことですよね。
私にも、昔はよく一緒に海に行っていたのに、最近では連絡すらとらなくなってしまった友人がいます。
「まだ、サーフィンやってるのかなぁ~。また一緒にサーフィンやりたいな。」
そんなことを思いました。
こんな思いに共感してくれる人は、この映画を観る価値があると思います。
ぜひ、鑑賞してみてください。
ただし、サーフィンをまだはじめていない人や、10代の若者などは、この映画を観ても「なにこれ!?」となる可能性が高いかもしれません。そんな人は、この映画よりも最近のサーフィン映画のほうがよいと思います。
例えば、2013年に公開された映画「マーヴェリック」なんかがよいと思いますよ。