サーフィンは危険なスポーツ!?
サーフィンは、色々な意味で危険なスポーツです。
でも大丈夫。
これから、サーフィンを安全に楽しむためのポイントを紹介していきます。
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サーフボードはよく切れる
サーフボードの切れ味は、なかなかのものです。
特に、サーフボードのフィンが勢いよく体に接触すると、スパッと切れます。
テイクオフしようとして波に巻かれたり、ワイプアウトしてしまった時は、サーフボードを投げ出すようにして体から離すようにしましょう。
また、サーフボードの先端も尖っていて危ないので、ノーズガードを付けるようにしましょう。
リーフにご注意
海底にあるリーフ(岩)で、足の裏を切ることがよくあります。
ちょっと意味がわからないと思いますが、岩でも足の裏が切れるんです。
もう、スパスパ切れます。
リーフが多いポイントでサーフィンをするなら、できるだけ海底に足を付けないようにしましょう。
離岸流(カレント)の流れに注意
海には、岸から沖に向かって強い流れのある場所があります。
それが、離岸流(カレント)です。
離岸流は、幅は10メートル前後ですが、非常に強い流れです。
一度、沖まで出た後で、この離岸流に逆らって岸に戻ろうとしても、非常に難しいです。
実際に、私も離岸流に逆らって岸に戻ろうとしたことがありますが、無理でした。
珍しく、川の流れと海が交差するポイント(河口)でサーフィンをした時のことです。
ひとしきりサーフィンを楽しんだ後で、さぁ岸に帰ろうと思ってパドリングしても、一向に岸に着きませんでした。
はじめは離岸流だと気がつかず、軽くパニックになりました。
しかし、脳裏に「離岸流の恐ろしさ」がよぎり、しばらく横にパドリングして位置をずらしたところ、すんなりと岸に帰ることができました。
図にすると、こんな感じです。
もしも、離岸流に流されるようなことがあったら、あせらずに横にしばらくパドルして、岸に帰るようにしましょう。
クラゲについて
サーフィンをやっていると、必ずと言っていいほど刺される「クラゲ」。
ピリっと痛くて、みみず腫れみたいになります。
私は、クラゲに刺されるのがとても嫌なので、夏のクラゲシーズンになると以下の対策をしてサーフィンをしています。
(1)クラゲよけローションを塗る
こんなやつですね。
効果は・・・ほとんどないです。
塗っても、刺されます。気持ち、刺される回数が減るきはするけど。
ただし、
これぐらいタップリと塗ると、かなり刺されなくなりました。
まぁ、塗らないよりはよいかな、という程度だと思ってください。
(2)真夏なのにフルスーツを着る
これはもう、無敵です。
クラゲなんて、いないのと一緒です。
でも、めっちゃ暑いです。熱中症になりそうです。
どうしてもクラゲだけは嫌!!!
そんな人は、前進防備のフルスーツでサーフィンしましょう。
ただし、真夏にフルスーツの人なんてほとんどいないので、浮きます。
ご用心。
カツオノエボシという恐怖
最強のクラゲとして有名な、カツオノエボシです。
私は刺されたことがありませんが、周囲の噂を聞く限り、刺されたらヤバイです。
ビリビリと激痛が走るので、通称「電気クラゲ」とも言われています。
こいつに刺されたら、応急処置として、以下のようにするとよいそうです。
(1)触手みたいなのが、からみついていても、素手で取ろうとせずに、とりあえずそのまま速やかに岸にあがる。
(2)からみついた触手などを、海水で洗い流す。
(3)氷などで患部を冷やし、病院へ行く。
ポイントは、素手で触手を取ろうとしてはいけないそうです。
その刺激で、細かい毒針が胞子から出てしまうのだとか。
ただ、海水で洗い流すだけで、からみついた触手が取れるのか・・・という疑問は残りますが。
また、以下のような対策も、刺激で毒針が発射されてしまうので、カツオノエボシの応急処置としてはNGのようです。
■酢をかける。
■真水で洗い流す。
ちなみに、ときどき海岸に打ちあがっているカツオノエボシを見かけると思いますが、これにも触ってはいけないそうです。
例え死んでいても、それとは関係なく、素手で触手に触れると、刺激で細かい毒針が発射されることがあるようなので。
いや~、海には危険がいっぱいですね。
予備知識を入れておいて、危険を回避していきましょう。