サーフィン用ワックスの種類
サーフボードには、ワックスを塗る必要があります。
その理由は、テイクオフしたときに足が滑らないようにするためです。
ワックスには、大きく分けて以下のような種類があります。
COLD:コールド(冬用)・・・最も水温が低い冬用
COOL:クール(春・秋)・・・較的水温が低い春や秋用
WARM:ウォーム(初夏)・・・だいぶ水温が上がってきた初夏用
TROPICAL:トロピカル(真夏)・・・水温も上がり、気温も暑い真夏用
BASECOAT:ベースコート・・・基本、オールシーズン使える
基本的には、ベースコードを下地としてはじめに塗って、そのあとで季節に応じたワックスを上塗りする形になります。
ワックスを塗る範囲は、テイクオフした時に前足を置く位置の近辺です。
スポンサーリンク
ワックスの塗り方
では、ワックスの塗り方を細かく見ていきましょう。
1.ベースコートを塗る
まずは、ベースコートを塗ります。
ワックスのブランドによっては、ベースコート(下地用)とトップコート(上塗り用)が一体型になっているものもあります。
その場合には、ベースコートは塗らなくてOKです。
まずは、図のように斜めに線を引くようにして塗っていきます。
次に、上で塗った線にクロスするようにして、線を引くように塗っていきます。
以上で、ベースコートを塗る作業は終了です。
こんな感じになったでしょうか?
2.トップコートを塗る
次に、トップコートを塗っていきます。
今回は、WARM(初夏用)を使います。
トップコートの塗り方は、ベースコートを塗った部分の上から、小さな円を描くようにして塗っていきます。
グルグルと、円を移動させながら、ベースコートを塗った範囲内を上塗りしてください。
これで、ワックスを塗る作業は完了です。
イイ感じにワックスが塗れたでしょうか?
ワックスをしっかりと塗っておけば、良い波をキャッチしたのに滑ってコケてしまうことが減ります。
ぜひ、しっかりとメンテナンスしていきたいですね。
ワックスの落とし方
ちなみに、ワックスを落とすには「リムーバー」という道具を使います。
プラスティックのヘラです。
値段は500円ぐらいなので、1つぐらいは持っておいてもよいかもしれません。
ちなみに、こちらから買えます。
使い方は、リムーバーをサーフボードとワックスの間に差して、ワックスをはがし取るだけです。