サーフィンの楽しみ方は人それぞれ
今回は、私が日常でサーフィンしていて思ったことを書いていきます。
サーフィンへの熱が冷えない30代のオジサン
だんだんと夏が近づいてきた5月。
気温が上がりはじめ、それと共にサーフィンへの熱が高まってきます。
天気が良い休日には、「今日は波がよさそうだな」と青空を見上げ、サーフィンがしたくなります。
しかし、家庭を持ち、小さな子供がいる私は、昔のように頻繁にサーフィンに行くことはできなくなりました。
でも、やっぱりサーフィンが大好きで、このスポーツ以上に自分が熱くなれるモノには出会っていません。
スポンサーリンク
久しぶりのサーフィン
そんな日常を過ごしてた30代のゴールデンウィーク、約9か月ぶりにサーフィンができることになりました。
倉庫にしまってあったサーフボードを引っ張り出して、ウェットスーツや他の道具を準備。
カピカピに付いているサーフボードの上のワックスをリムーバーで落として、ワックスを塗りなおします。
道具を準備して、車に積み込み、いざ海へ。
本当はより波が良いポイントに行きたいけど、ブランクがあるし、体も動かないと思うので初心者向けのポイントに行くことにしました。
ポイントに着き、波チェック。
三角波だけど、セットももぐらいの小さな波。
サーファーは3人ほど。
今の私には最高のコンディションです。
意外と動ける
そそくさと着替えて、海へ出ました。
海を見ると、サーファーが減っていて沖には1人だけ。
本当に、最高のコンディションです。
自分の感覚を確かめるようにしながら、パドリングで沖に出ました。
するとすぐに、良さそうな波が来たのでパドリング&テイクオフ。
少しだけアップスができました。
ちょっとしか横に行けなかったけど、思ったよりも体が動きます。
今日は、調子が良いかもしれない。
これは、3時間コースになるかもしれないと思っていました。
招かれざる客
もともと1人いたサーファーもいなくなり、私1人の貸切状態になりました。
海に入ってから1時間、いぜんとして風もなく、良いコンディションです。
しかし、そこに新しいサーファーが。
しかも、3人。
いやいや、海はみんなのものだから。
良い波で人が少なかったら、そりゃサーファーが来るでしょ。
むしろ、あなたも海はいる時には逆の立場でしょ。
わかってます。
わかっちゃいるけど・・・
ね?
それはさておき、このサーファーたちがすごかった。
この3人、どうやら兄弟みたいです。
長男、中学生。
次男、小学生高学年。
長女、小学生低学年。
みたいな。
他に両親らしきサーファーは見当たりませんでした。
こんな子供が3人で、大丈夫かよ。
保護者はどこだ。
何かあったら、どうするんだ。
そう思っていると、次男がももぐらいの小さな波に乗りました。
ん?
ものすごく速いテイクオフから、アップスでスピードを付けて、トップターンでスプレーを飛ばして、超ロングライドしてました。
は?
めちゃくちゃ上手いやん。
なにそれ。
次に、長男。
はい、説明したくないぐらい、上手かったです。
次、長女。
小学生低学年ぐらいの子。
身長、たぶん110センチぐらいしかない子。
海に落ちたらおぼれるんじゃないのか、どうするんですか、レベルに見える、幼い子。
はい、普通にテイクオフ超早いんですけど。
パドリング、めっちゃさまになってるんですけど。
アップスとかはできないみたいだけど、横には普通に行ってますけど。
完全に、負けている。
それまで貸切状態で楽しんでいた私は、意気消沈してしまいました。
気分を切り替えて
みなさんも、こういう状況になったこと、ありませんか?
他の人と比べて、自分はまだまだ下手だな~って、へこんでしまうこと。
私はそんな時、気持ちを切り替えるようにしています。
「人は人、自分は自分。海に入る前よりも、ちょっとでうまくなって海から出よう。」
と考えるようにしています。
波を取れなければ、小波でパドリングとテイクオフの練習をしたり。
上手なサーファーを観察して、何か盗めるものはないかと考えたり。
今日のひざ~ももぐらいのサイズだと、ちょっと横に行くぐらいが精一杯で、ロングライドするのは無理。
だと思っていたのに、子供たちは波のトップからボトムまでを最大限に使ってサーフィンし、ロングライドしていました。
小さな波で、これだけ走ることができたら、すごく楽しいだろうな~。
いつか、私もこのようなライディングがしたいな、と頭に焼き付けました。
他の人と比べてばかりじゃつまらない。
他の人を参考にして、もっとサーフィン上手になって、もっと走れるようになって、もっと楽しめるようにならないと。
私は、そんな風に考えるようにしています。
みなさんは、どんなふうにサーフィンを楽しんでいますか?
人によっては、一度も波に乗れなくたって、サーフボードを持って海に出て、パドリングしただけで満足という人もいるかもしれません。
誰かが、「一度も波に乗れなかったかわいそうなサーファー」と思っているかもしれません。
でも、自分が楽しかったら、それが全てですよね。
楽しんだもの勝ちですよ、サーフィンは。
でもやっぱり、小学生に負けたのはすごく悔しかった!!!(笑)