私が、過去に「やらかしてしまった」過去の珍事件を紹介します。
サーフィンのメッカ、千葉でサーフィン
サーフィンのメッカ(中心地)といえば、千葉県ですよね!
サーフィンのプロが一番多い、千葉。
良い波が立つことで有名な、千葉。
サーファーたるもの、千葉に行かないでサーファーとは言えません!(そんなことはない)
というわけで、千葉にサーフトリップに行くことに決めました。
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イケイケだった私
サーフィンを始めて半年、アップスンもどきで横に少し走れるようになった私は、自信過剰になっていました。
「今の俺だったら、千葉でもサーフィンできるはず!」
千葉のサーファーがどんなレベルなのか。
自分のサーフィンは、どれだけ通用するのか。
わくわくとドキドキが止まりませんでした。
いざ、千葉へ!
やっぱり海は朝一でしょ!!!
というわけで、気合いを入れて、朝(夜中)2時に静岡を出発。
3時間かかって、千葉県の一宮町に到着しました。
車を運転中に、
「2DKで4万円!がんばるサーファーを応援します!」
という看板を発見しました。
さすが、サーフィンのメッカ。
サーファーに優しい町のようです。
ポイントに到着
ようやくサーフポイントに到着しました。
まだ薄暗いのに、車が2~3台止まっています。
波の状況をチェックしてみると、胸~肩ぐらいあってイイ感じ。
沖に出ているサーファーは、みんなすごい上手だけど、何とか波には乗れそうだと感じていました。
準備をして、入水!?
車から降りて、一通り海のチェックをしたあと、ウェットスーツに着替えはじめました。
見知らぬ地でサーフィンするのは、ちょっとした緊張感がありますよね。
ボードにワックスを塗って、
リーシュコードを用意して、
準備はOK。
うれしさのあまり、小走りで海に入っていきます。
小走りで。
で、コケました。
転倒しました。
思いっきり。
こんな感じで。
で、サーフボードがこうなりました。
真ん中のフィンが、根本からボキっと折れました。
なにが起こった。
というか、なぜこけたし、俺。
もう、頭の中はパニックです。
コケた原因は、「藻(も)」でした。
海にむかう途中に、湿り気たっぷりの藻が生えていたんですね。
少し坂になっている上に、そこを小走りで通ったので、滑ってしまいました。
普通なら、サーフィンを諦めて帰るところですが、今回はそうはいきません。
千葉まで、片道3時間以上かけてきたんですから。
一応、サーフィンできないかと思って、真ん中のフィンなしでサーフィンしてみました。
が、そもそもパドリングが前に進まない。
グネグネと回転してしまって、うまく進めませんでした。
こんなことでは、テイクオフなんて、絶対に無理です。
何より、この状況が恥ずかしすぎます。
泣く泣く、海から上がって帰ることにしました。
本当に、あの時は情けなかったです。
帰りの車中では、ずっとブルーでした。
でも、ふつふつと闘志が沸きあがってくるから不思議。
次は、絶対に千葉でサーフィンするぞ!
静岡に着くころには、そう決心していました。
数日後、折れたフィンは家に持って帰って、リペアキットの残りを全部使って自分で修理しました。
その後、修理したサーフボードは2年ほど使い続けました。
まだ使える状態だったのですが、新しい板に変えたので現役引退となりました。
このときは、フィンが折れて心も折れかかったけど、やっぱりサーフィンは諦められなかったな~。
最高のコンディションの時にサーフィンした気持ちは、やっぱり忘れられないし、また出会いたくなってしまうんですよね。
面ツルで、サイズもあって、三角波で、人も少なくて。
太陽が輝いていて、水面は透き通っていて。
みなさんも、そんな昔し話がいくつかあるのではないでしょうか。
サーフィンって、大人の青春ですよね~。